【ここが知りたい!】プロポリスの成分は何??
「天然の抗生物質」と呼ばれるプロポリスには微量のものも含め300~400種類の成分が含まれています。
中でも特に知っておきたい有用成分15種類、その中でも一番多く含まれるアルテビリンC。他にもミネラル類やビタミン類。
鎮痛作用などは麻酔と同程度の効果が確かめられているプロポリスですが、やはり日々飲み続けることで発揮される効果が重要になってくると考えられます。もう少し詳しく見ていきましょう。
抽出法によって取り出せる成分が違う!
プロポリスの成分抽出方には5種類、アルコール抽出法、水抽出法、ミセル化抽出法、二段階抽出法、超臨界抽出法があります。
一番古くから行われていて主流になっているのはアルコール抽出法です。プロポリスの原塊とアルコールを2~3週間攪拌し、濾過する方法です。
この抽出によってプロポリスエキス100gから得られる機能成分が15種類。
- 1 ドルパニン(1.4g)
- 2 ケンフェライド(1.9g)
- 3 アルテビリンC(12g)
- 4 バッカリン(3.1g)
- 5 クロロゲン酸(0.12g
- 6 4-カフェオイルキナ酸(0.064g)
- 7 カフェ酸(0.11g)
- 8 ρークマル酸(1.5g)
- 9 ナリンゲニン(0.046g)
- 10 ジフィドロケンフェライド(1.1g)
- 11 ケンフェノール(0.12g)
- 12 ピノセンブリン(0.029g)
- 13 クリシン(0.0011g)
- 14 6-メトキシケンフェライド(1.5g)
- 15 クリフォン(0.22g)
以上の中で、アルテビリンC、ρークマル酸、バッカリンが桂皮誘導体成分と呼ばれているもので、フラボノイドと合わせてプロポリスの主成分となっています。
他にも、マグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、銅、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、葉酸が含まれています。
普段の食事では補いきれない栄養素がたっぷり!
普段の食事では補いきれない栄養がプロポリスには凝縮されていて、抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛・麻酔作用、免疫機能増強作用、抗酸化作用などの効用が期待されます。
その中でも、アルテビリンCは抗ガン作用(抗腫瘍効果)があることで研究が進められています。
アルテビリンCはブラジル産のプロポリスに多く含まれる成分です。
突然変異を起こすガン細胞は無制限に非常に早いスピードで増殖していきます。
このような細胞に対して、アルテビリンCは添加後3~4日で抑制効果を示しました。もちろん正常細胞を損傷してしまうことはありません。
更に長期に渡って摂取を続けることで、壊死したガン細胞の周囲にコラーゲンの増殖が始まり細胞の修復が進むとのことです。
プロポリスは薬ではなくミツバチが自身の巣を守るために作り出したモノですが、人の体への効能もとても高いと考えられます。
2015年10月13日 カテゴリー: プロポリスとは??