プロポリスとローヤルゼリーの違いは?
プロポリスとローヤルゼリーは、同じミツバチが作るものですが、使い道が全く違います。ミツバチから生成される、この2つの食材はどちらも健康にとてもいい食品として知られていますが、この2つは何が違うのかを調べてみましょう。
ローヤルゼリーとは
ローヤルゼリーとは女王蜂となる蜂にだけ与えられる専用食です。
当然、このローヤルゼリーの中には栄養がたっぷり詰まっています。
このローヤルゼリーは、働き蜂が集めてきた花粉や蜜を自分の体内で消化し、その後、顎から分泌された液体です。
そのローヤルゼリーを食べて育った女王蜂は、通常のミツバチの約40倍も生き、毎日2000個もの卵を産み続けることができるのです。
このことから、ローヤルゼリーは女王蜂のエネルギーの源であり、ローヤルゼリーを食べることでとても大きなエネルギーを得ることができるのです。
プロポリスとは
ローヤルゼリーとは逆で、実はプロポリスはミツバチにとって食用ではありません。プロポリスは、ミツバチが植物の樹皮を自らの唾液と混ぜて作ったものです。このプロポリスを巣の中に作ることで、巣を常に清潔な状態に保つことが出来、外的の侵入を防ぐことが出来ます。
そんなプロポリスは、ローヤルゼリーとは違って抗菌作用の強さが特徴です。自然の抗生物質とも呼ばれているプロポリスには、抗菌性に優れた数十種類のフラボノイドが含まれています。このフラボノイドは、体の中から殺菌して丈夫にしてくれます。そのおかげで、免疫力が向上し病気から身体を守ってくれるんですね。
まとめ
ローヤルゼリーとプロポリスは同じミツバチから作られていますが、ローヤルゼリーは栄養、プロポリスは抗菌作用と全く違う効果を発揮します。
しかし、全く違う効果を発揮するローヤルゼリーとプロポリスですが、食べ合わせではとても相性が良く、相乗効果も期待できます。
栄養と抗菌、身体の内側と外側の両方から身体を守ることができるので、ぜひ一緒に取ることをオススメします!
2018年7月22日 カテゴリー: プロポリスとは??